温度計センサーは業務用冷蔵庫に必須です

最適な温度で食材を管理しよう

湿度計のセンサーに採用されている方式

time 2021/09/06

湿度計のセンサーに採用されている方式

工業製品の管理や食品加工時の保管場所など、精密に湿度を管理することが求められるシーンは多くあります。温度と湿度の管理は、品質や衛生面に多大な影響を与えることとなりますので、より確実で正確な数値を把握してコントロールを行うことが望ましいものです。そのためにも信頼性の高い湿度計の設置が必要不可欠と言えますので、これから導入をお考えの場合にはその情報をおさえておくと良いでしょう。湿度計に用いられているセンサーは、いくつかの方式に分かれています。

家庭での使用などに用いられる簡易的な製品を除いては、高分子抵抗式(抵抗式)と高分子静電容量式(静電容量式)が大半です。どちらも基本的な仕組みは吸湿性のある素材を利用して電極間の電気信号を捕捉する仕組みですが、電気抵抗で捉えるのか、電気容量で捉えるのかの違いがあります。抵抗式の湿度計のセンサーは、比較的構造が簡単なため製造コストが低く抑えられるため安価に購入できるものが多くなっています。また、小型化にも適していてノイズの影響を受けにくいというメリットがあります。

一方で静電容量式の湿度計センサーは応答速度が速く、高温や低温の環境でも測定が可能である点や、きわめて低い湿度の測定も可能といった性能面でのメリットがあります。いずれの湿度計のセンサーにもメリットがありますので、購入の際にはそれぞれの特性や性能面を十分に比較検討することがベストです。情報についてセンサー等の詳細の説明があるウェブサイトもありますので、一度チェックしてみると良いでしょう。よりよい製品選びの参考にしてみてください。

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