温度計センサーは業務用冷蔵庫に必須です

最適な温度で食材を管理しよう

温度計センサーについて

time 2021/10/15

温度計センサーについて

温度計センサーとは、一般的には電気的あるいは電子的な仕組みや原理によって温度を検知することができる機器ということになりますが、より広い意味では人が気温を肌で感じたり、熱いものや冷たいものを食べたり飲んだりしたときに口の中でその温度を感じたりするのではなく、別の仕組みによって温度を検知するもの全てを指します。要するに人が皮膚や粘膜上に生理学的に持っている温点や冷点といった感覚器官ではなく、何か別の仕組みで温度を把握したり検知したりできるものは全て温度計センサーと呼ぶことも可能です。そもそも、センサーとは英語で感覚器という意味もあります。ではこのような温度計センサーにはどのようなものがあるでしょうか。

実は、壁に掛かっていたり机の上に置かれたりする寒暖計も、その方式に関わらずこれに当てはまっています。昔ながらの液柱式寒暖計では、温度が高くなると液体の体積が膨張することを利用しており、液面がどれくらい上昇しているか、あるいは下降しているかによって、予め書かれた目盛りを読み取ることで温度を把握できます。これは決して人の肌感覚で温度を把握しているわけではなく、視覚によって知ることができているのですから、十分に上の定義に当てはまっているわけです。ただしこれはあくまで広い意味であって、実際的な話としては最初にも書いたように電気的とか電子的な仕組みを利用したものを指すことが多く、液柱式の寒暖計はこれには該当しません。

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