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湿度計に用いられるセンサーの種類を知る

time 2021/09/09

湿度計に用いられるセンサーの種類を知る

正確な湿度を測るためには、高度なセンサーを搭載している湿度計を用いることが大切です。一般的な家庭向けの用途として販売されている製品の中には、表示される湿度が実際とは大きく異なっているなど、実用に向かないものも少なくありません。安価な製品では湿度を測る部分がバイメタル(収縮性の異なる金属を貼り合わせたもの)で作られていることがあり、ある程度の目安にはなりますが正確性に欠けるというデメリットがあります。そのような観点から、より正確な数値を表示することができる湿度計が必要となり、電気式のセンサーが用いられている製品が推奨されます。

電気式の湿度計センサーを搭載した製品を大きく分けると、湿度を感知する部分に電流を通す際に、電気抵抗を計測するタイプのものと電気容量を計測するタイプのものがあります。前者を抵抗式といい、後者は容量式と呼ばれます。バイメタルを用いた製品と比較すると、より正確に計測ができるため表示される数値の信頼性が高く、厳密な湿度管理が求められる場所においても採用されることが多く豊富な需要があります。抵抗式は比較的構造が簡単であるため製造コストが低く抑えられるので、価格が安く導入がしやすいという点がメリットとなります。

容量式はコストがアップしますが、使用可能な気温の範囲が広く、低湿度の計測も行うことができるなど実用性の高さがメリットとなります。湿度計のセンサーはどの方式を搭載しているのかをチェックし、使用目的や予算に合わせて購入することがおすすめです。さまざまな湿度計やセンサーの情報を集約したウェブサイトなどで、十分にリサーチをすると良いでしょう。

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